SRSについていくことを決めた

自己手配でタイに行くことを決めたものの、情報が少ない!わたしがやったこと、疑問に思ったことを書いてみます

タイの交通機関

 

✳︎BTSスカイトレイン

日本の電車と大差ないけど、スカイトレインと言うだけあって高架上を走っている。

スクンビット線とシーロム線があって、サイアムで乗り換えできる。

いくつかの駅はMRT(地下鉄)や空港線と直結してる。

 

 

切符はなんとも簡素な機械で買う。人が多い駅は液晶のついた券売機もある。

大きな紙幣しかない場合は、駅員のとこに行くと言葉無しで自動的に両替してくれる。

 

入れた硬貨がなぜか出てくることがあるポンコツ券売機。

しかし諦めずに入れているといつか反応する。

 

設備自体は新しく、車内は液晶で広告が流れているほど。

扉が閉まる時は警告音のようなけたたましい音がする。

 

切符は磁気カードのようなタイプで、日本のように改札に通す。

ゲートがあいてから閉じるまで割と早いので気をつけて。

荷物が大きいと横から通してくれる親切駅員もいる。

大きい荷物は荷物検査されたりされなかったり。

 

切符の裏に路線図が書いてあるので、どっちの路線に乗ればいいか迷ったときは荷物検査してる人に駅名を指差しながら聞くと教えてくれる。

 

駅構内にはお店が並んでいる。

アソーク駅はターミナル21との連結通路に、サイアム駅は改札内にレートの良さで有名なスーパーリッチが入っている。

 

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画面右下から伸びている線路がBTSの線路

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BTSのホーム。ホームドア設置。

 

時刻表は見当たらないが待っているとすぐに電車はくる。

始発は確か5時半とか6時くらい。

 

 

✳︎MRT(地下鉄)

バンコクの地下鉄。

これもBTSやARLとの連結駅がある。

 

BTSのような磁気カードではなく、トークンと呼ばれる黒いコインのようなものを改札でかざす。

降車駅ではトークンを改札に入れる。

 

券売機は液晶付きの大きめの機械で、2人以上のまとめ買いができるものもあった。

これもお金が反応しないことがある(笑)

 

駅員のところはBTSのように両替だけでなく、実際にトークンを買えるので、券売機が混んでる場合はそちらに並んだほうが早いときもある。

 

駅構内に入るときは身体検査のゲートをくぐるが反応しても再検査されない。というかみんなアウト。

 

BTSと乗り換えできる駅はいくつかあるが、日本のように通路で直結しているのではなく、

一度外に出て標識に沿って歩く。

 

 

 ✳︎ARL(エアポートレールリンク

空港線

わたしたちはMRTのペッチャブリ駅で降りてARLのマッカサン駅に乗り換えた。

入国した日は特別遅いと感じなかったが、

帰国の日はなぜかものすごく遅く、そもそも電車がなかなかこなかった。

おかげで離陸にかなり余裕をもって空港へ向かったのに、混み合う出国審査も重なって搭乗時間ぎりぎりに飛行機に乗り込んだ。

かなり焦ったし税関で買い物できなくて残念。

 

バンコク市内の道はたしかに渋滞していて、一方ARLは渋滞がないが、どちらで空港に向かうかは考え物。

 

 

✳︎タクシー

とっても安い。

ヤンヒー病院からツーリストポリスまで8キロほど乗って80バーツほどだった。

ヤンヒー病院の送迎に来るタクシーはきちんとメーターを使ってくれた。

 

しかしながら街で捕まえたタクシーはどのタクシーもぼったくり。

わたしたちの捕まえ方が悪かったのかもしれないが、走っていて空車のタクシーを止めると200バーツだ、とか、メーターは使わない、と言われた。

 

事前交渉の時点でそういうタクシーだとわかったから乗らずに済んだが、

もし乗ってしまってからだとトラブル必至なのでかならず助手席の窓などから聞いた方がいい。

 

ちなみにボッタクリタクシーに乗らない選択をしたあとは歩きました。

歩ける距離だったし、ポケットWiFiとグーグルマップがあれば迷わず歩ける。

 

 

 

✳︎バス

こちらもとっても安い。

BTSのヴィクトリーモニュメント駅に大きなバスターミナルがある。

バスの数も膨大で、例えばヤンヒーに向かう18番のバスを見つけるのが一苦労。

4,5個のバス停に18と書いてあるし、歩道側にほかのバスが停まっていると車道の方で停まってしまうので自分でよく見る必要がある。

 

エアコンなしの赤いぼろぼろバスなら6.5バーツ。(20円弱)

どこでもエアコンが効き過ぎるバンコクで自然の風を感じて走るバスが気持ちよかった(ただし空気は埃っぽい)

 

エアコン付は23バーツと大幅な値上げ。あと運転が荒い。

行き先はどのバスも番号共通となっている。

 

料金は乗ってから一律で、運転手とは別に料金徴収係の人がいる。

おつりもきちんと渡してくれる。

 

降りるときはドア付近や手すりにある黒いボタンを押す。

乗るときはバス停で腕を斜め下に出すと停まってくれる。

が、黄色のエアコンバスに乗車中はバス停にいる人を無視して、次のに乗れと言わんばかりにクラクションを鳴らして通過するバスを見たので停まらない場合もある。

 

王宮付近のような観光地では案内係がいて、行きたいところを言うと乗るバスを教えてくれた(英語)

 

 

ヤンヒーで出会った日本人は、バスに乗って「何バーツ?!何バーツ?!」と聞いたらこいつに言葉は通じないと判断されてタダで乗れたと言っていたので、なんとも見習いたいメンタルの強さ。。。

 

 

✳︎トゥクトゥク

現地の人には手軽な手段、観光客にはぼったくりで有名なアイツ。

 

わたしたちは王宮めぐりをするときにMRTでフアラポーン駅に行き、そこからせっかくタイに来たからということでトゥクトゥクに乗りました。

 

駅から降りると明らかに外国人なのですぐ運転手が客引きにきます。

 

ワットポーに行きたい、というと300バーツだという。

高い、100バーツにして、というと勘弁してくれよ7キロもあるんだぜ?みたいに言われました。

運転手が提示した価格は200バーツ。

事前にワットポーへのアクセスを調べているときに見た人は150バーツでトゥクトゥクに乗っていましたが、こちらは二人だし、一人100バーツになったので乗りました。

 

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トゥクトゥク。やたら中はピカピカしてた。

観光客相手だからとても気さくで、タイ語であけましておめでとうは「サワディーピーマイ」だと教えてくれた。

ちゃんとワットポーの入り口で降ろしてくれた。

運転はタイで乗った交通機関で最恐でした。

持ち物リスト

普段の海外旅行は

・現金

・クレジットカード

・パスポート

スマートフォン、充電器

・着替え

 

があれば最低限の生活ができます。

 

今回は手術をすることと、それなりの期間滞在することを踏まえて荷造りをしました。

 

 

持っていって役に立ったものは

 

・指差しタイ語

本屋に売ってます。

病院内や高級デパートなら英語は通じるが、やはり通じないところも多い。食事や買い物や病院内でドライヤーとタオルを借りるときにも役立った。

あとスマホをなくした際も(笑)

 

 

・トラベル用洗剤

滞在日数分の洋服を持つとそれだけでかなりかさばります。

手術する人は入院着だけど、同行者は毎日洋服着るので。

こまめに洗濯すると便利。帰国した後大洗濯にも悩まされない。ヤンヒーは手洗いしたが、滞在ホテルには乾燥機能付の洗濯機があった。

 

 

・ハンガー数本と角ハンガー

洗濯物を干しました。

 

 

・ポケットWi-Fi

某芸能人を起用している会社を、価格サイト経由で申し込むと500円引きでした。

どこにいてもネットが繋がるのは便利だし、地図も言葉も検索できます。

ホテルもフリーWiFiだったけど、最上階の部屋だったからか電波が入らなかったので、ポケットWiFiあって助かった。

 

 

・圧縮袋

衣類は100円ショップに売ってる圧縮袋でぺちゃんこにして行きました。

パッキングしやすいし、余分を持っていくとタイで洋服買っても持ち帰るのが楽。

持っていく衣類はシワになりにくかったりシワが気にならないものや、乾きやすいものがおすすめ。

 

 

・食品類

もし術後の経過が良くなくてご飯食べられないときのためにウィダー持って行きました。

しかも回復を少しでも早めるためにプロテイン入りのやつ(笑)

あとありがちなインスタントスープとか味噌汁を少し。向こうでも売ってるには売ってるけど日本と変わらない値段か日本より高い場合もあった。

あとタイのマヨネーズは甘いので、ダメな人はダメかも。

 

禁止事項と必要事項、ひやりとした盲点

手術する前と後で、いくつか禁止事項があります。

 

 手術前の禁止事項としては

・1ヶ月前からの喫煙、飲酒

・1ヶ月前からのホルモン注射

 

 

手術後の禁止事項としては

・診察日の前に傷跡を濡らすこと(お腹のところは一応防水テープがあるけどシャワーのみと先生に言われた)

・術後1ヶ月経つまで激しい運動

 

あとは退院日に看護師が薬の説明と飲み方を教えてくれるので、守りましょう。

同時期に退院した人たちの薬を見たけど、個人個人違いました。

 

薬の袋には英語で飲み方が書いてあります。

 

お風呂に関しては退院日に詳しくおしえてくれます。

 

 

 

 

手術前の喫煙禁止ですが、わたしは守った方がいいと思います。

 

タバコってかなり傷の回復を遅らせるらしいですね。

非喫煙者なら縫えば治る傷でも喫煙者だとそのまま壊死してしまうとか…

血管の細いところだとその差はより顕著にでるみたいです。

 

実際、禁煙できなかったー!と言う人のドレーンを見たら明らかに血液ドロドロ……

 

見た目だけでこんなにちがうの?!って驚きました。

容器への血液のつき方が全然ちがうんですよね…

 

わざわざ禁止事項として書かれているので、守るだけの理由があるということで。

 

 

 

ヤンヒーの場合、公式HPを見ると手術に際しての要件として

・英文の診断書(日本の精神科医のもの。それに加えて入院日にヤンヒーの精神科医2名による診察をうける)

・1年以上のホルモン治療

・1年以上男性として生活していること

があります。

日本の精神科医には下2つを交えて診断書を書いてもらうとスムーズです。

 

 

病院によって必要事項は異なるみたいなので、希望する病院に要確認です。

 

 

あとはわたしたちの過失として、盲点だったのが痛み止めでした。

 

タイで飛行機を降りてホテルについたとき、頭が痛いということで飲んじゃったんですね、痛み止め。

 

 

痛み止めを飲んだ次の日に診察してもらってるとき、飲んだことを言ったら日本語スタッフの表情がサッと変わりました。

 

わたしは診察室まで入っていないけど、診察室の中では医師と看護師で軽く会議のようになったらしいです。

一錠を一度だけ飲んだってことで手術可能となりましたがひやっとしました。

 

全身麻酔をするのでアスピリンが含まれている薬はダメなようです。

結局飲んだ薬をちゃんと確認したらアスピリンじゃなくてイブプロフェンが入っていたんだけど(笑)

イブプロフェンなら問題ない、って麻酔科の先生が言ってたけど、なるべく薬は飲まない方がよさそう。

 

タイまで行って精神科の先生の診断も受けて、薬飲んだから麻酔できません!ってなったら悲しすぎる…

 

 

禁止と言えば、退院後ゾウに乗ることもダメって言われました。

 

ゾウ、乗りたかったな…

 

ゾウに乗ると左右にバランスをとるので、腹腔鏡の傷が完治してないと良くないそうです。

バンコクのバスのほうがよっぽど揺れてるけどね…笑

 

同じタイミングで手術した人は、退院後ゾウに乗ってました。

結局すべて自己責任です。

どうしても乗りたい人はご自由に。

 

ただしゾウに乗れるところは蚊が飛んでるのと、ゾウの写真を撮るだけでチップを要求されることは覚悟しておきましょう(写真とったら300バーツって言われたと聞きました)

 

 

病院とのやり取り

 

ヤンヒー病院には手術を受けたい本人が国際電話をかけました。

 

最初なにを言いたいか伝わらなかったようで、「はあっ?」と一言。

 

タイ人、わからないと「はあっ?」って言うんだよね(笑)

日本人はそういうことないし、言われ慣れないから最初は結構へこむw

ただ言ってる人たちに悪意はないのでそのままがんばるしかないです。

 

 

なんとかして日本語が話せる人に代わってもらい、その人とやり取りすることに。

 

国際電話ということもあり電話が遠く、意思疎通が難しかったようでメールでやり取りしようということになりました。

 

メールアドレスを伝えるまで結構通話時間がかかったらしい。

本人は電話料金にそわそわしたようです。

 

 

アドレスの伝え間違いもなく、無事にヤンヒー病院の日本語スタッフからメールが届きました。

 

 

そこで日程のこと費用のこと準備すべきこと、全て教えてもらいました。

 

 

乳腺摘出と子宮卵巣摘出の希望と、手術の希望日を伝えると日本語スタッフの人が各医師に連絡をとってくれて、その日程でできるよ、とメールがきました。

 

 

最初向こうが提示した日程は、

27日出国

28日入院

29日手術

月を跨いで

4日退院

9日診察

10日帰国 

 

という日程だったのでそのようにホテルと飛行機を手配したのですが、いざ当日病院に行ったら

 

2日退院

5日診察

 

という日程でした。でした……

 

 

2日の退院から4日の自分で手配したホテルのチェックインまでは

日程をミスした日本語スタッフの人が手配してくれたサービスアパートに泊まりました。

 

このサービスアパートが病院から700mくらいの場所だけど、

後になって考えると、もし急に痛み出したとか不具合があったときに病院から近いと安心かなと思ったり。

 

 

4日から手配したホテルは、観光や治安は考えたけど、術後の経過のことを失念していたので不安な人はそこも考えた方がいいかも。

 

 

どちらにしてもわたしたちは本来なら最速で5日の深夜便もしくは6日の便で帰国できたのですが、病院側の伝達ミスにより10日まで無駄滞在することになったのでした(笑)

 

 

でもこういう機会でないとのんびり海外滞在なんてできないし、観光満喫したのでとても楽しかったです。

 

 

自己手配する方、腹腔鏡式か開腹式かで日程は入念に確認どうぞ(笑)

タイか国内か?アテンドって?

手術するにあたって、まず国内かタイか考えると思います。

 

 

国内のメリットとして

・海外に比べて近い

・アフターサポートを受けやすい

・言葉の壁がない

・慣れた環境で精神的ストレスが少ない

 

デメリットとして

・長期化しがち

・タイより費用がかかる

・症例が少ない(技術の画一化)

 

 

タイのメリットとして

・世界トップの技術

・費用が安い

・半分バカンス←

 

デメリットとして

・言葉や治安の不安

・なにかあってもすぐ病院に行けない

・環境が変わり人によっては大きなストレス

 

などなど、どちらもいくつか挙げられます。

 

 

人によっては保険を有効活用して海外と変わらない価格でできたと聞いたことありますが、詳しくは調べていません。

 

本人がタイの方を希望したためです。

 

 

おそらく技術の高さを優先したんだと思いますが、本人がタイがいいと言うならわたしがとやかく言う必要はないので、はいそうなのね、とタイに向かう日程調整から諸々の手配を始めることにしました。

 

 

 海外ということで、アテンドの選択肢もありました。

今や迷うほどのアテンドがあるし、多くがインターネットや説明会を通じて情報公開しています。

ブログを見ればさらに具体的な雰囲気もつかめるでしょう。

 

 

でもわたしたちは自己手配を選びました。

 

一言でいえば、節約のためです(笑)

 

航空券→ネットでとれる

ホテル→ネットでとれる

手術→ヤンヒーの日本語スタッフがメールでやりとりしてくれる

病院→ネットで調べたら自力で行けそう

言葉の壁→病院は日本語スタッフいるし、観光はなんとかなるでしょ!!

身の回りのサポート→わたしがするよ!

 

ということを総合したのに加え、

わたしが付いていくと決めていたのでアテンドに払うお金で滞在ホテルをランクアップしようということになりました。

 

男1人、ふらふらしてもこわくないかもしれない。

しかしタイは夜になると現地の女性すら1人でタクシーには乗らない方がいいと言われているので、お金で安全を買うことにしました。

 

よく使われる価格帯のホテルで盗難に遭ったという話も聞いたことがあったし。

 

ホテルにしろ飛行機にしろ、買える安全安心は買うスタンスで、でも現実的に可能な金額とのバランスを考えて

行きました。

なにかあってからやっぱりあっちにしておけばよかったね、ということは避けたかったのです。

 

飛行機は日本の航空会社で行きました。

ホテルは一泊15000円程度のそれなりのランクにしました。

海外旅行保険も入って、ポケットWi-Fiも申し込みました。

 

 

結論的に言うとわたしたちはこれで問題なかったです。

幸い大きなトラブルもなく(わたしがスマホを失くした程度)ホテルもやはり快適でした。

Wi-Fiを持ってるからいつでもネットで調べられたし、グーグルマップも大活躍でした。

 

 

ただ、みんながみんな自己手配でいいかと言うと違うと思います。

 

今はネットさえあれば色んな情報に溢れてて海外に行くのも簡単。

しかし海外自体が初めてだったら飛行機すら不安かもしれない。

英語に自信がなかったら不安だし。(とかいうわたしたちも堪能ではありません)

 

あとMtFになるとまた話は違うかな、と。

滞在期間も長くなるし、手術の内容自体違いますから。

そこはやはりタイ語が堪能な人に自分の伝えたいことを伝えたいときに話してもらえるというのは大きいと思います。

 

わたしたちは切って取るだけじゃない??と変に楽観的だったので。

 

 

ただ、「観光もしてくれるし」というのはアテンドをつける理由にはならないかな?と個人的に思います。

 

もちろん親しくなったアテンドの人と遊びたい、というならそれはそれ。

 

しかし観光の手段も現代はいっぱいあるんです。

 

わたしたちは現地にある日本の旅行会社でオプショナルツアーを申し込んで遊びました。

 

カリプソのニューハーフショー、スコータイのチョコレートビュッフェ、サイアムの水族館、高級スパ…

しかもそれらは旅行会社を通したほうが安くなるものもあったのです。 

 

遠出したければ旅行会社が送迎してくれるプランすらあるし、バンコクは電車もたくさん通ってるのでいろんなショッピングモールもウィークエンドマーケットも王宮もナイトマーケットもすべて自分たちで行くことができました。

 

 

術後ということもあり一度部屋で休んで、夜また気軽に遊びに行く…そういうことができたのは、駅直結ホテルと自分たちだけで行動したことの強みかなと思いました。

 

 

 

ヤンヒー病院での生活

ブログ内で触れたこと含めて情報をまとめてみます。

 

 

・ヤンヒー国際病院

現地の人とは別のインターナショナルカウンターがあり、色んな言語の人を受け入れている。

日本語スタッフは2名いるみたい。

国際電話をかけて日本語スタッフに変わってもらって、そのあとその人とメールでオペの日程や費用の質問など一通り教えてもらった。

通院から入院中の先生とのやりとりまでその人がついてくれた。

ナースも簡単な日本語がわかる人が多く、英語も通じる。

病院の目の前にはセブンイレブン、正面玄関のとこにはファミリーマートがあって、病院内にカフェ(Cafe Amazon、タイでは有名らしくバンコクにたくさんお店がある)がある。

 

 

・とても自由

勤務中のスタッフはみんなスマホ常備で、平気で音もなるし電話にも出る。オペ室待機のナースですらLINEの通知鳴らす。

患者も同様で待合室で自撮りしたり電話したり。

あと待合室で飲食おっけー。よほど強烈な匂いじゃなければ食べていいらしい。

 

 

・様々なスタッフ

医師はわりとラフな服装。どの先生も優しい顔をしていて、理解できるまで説明してくれてとても親切だった。

言語や事務のスタッフ、看護師、みんな制服がそれぞれ違う。宗教によって制服も違っていた。

愛想の良い悪いは接してみるまでわからない。

同時期に入院していた人とも話したが、基本こちらからコンタクトをとらないと応えてはくれない。

勇気を出して話してみたほうがいい。

少しの日本語は通じる人がおおい。

噂のローラースケートスタッフもいた。各階にカルテを置いて回るのでとても忙しそう。そして病院内とは思えないスピードで移動する。

 

 

・病室にアリ

洗面台とポットが置いてある台のところにアリが数匹ずつ出た。

わたしがいた部屋は、ソファーベッド付近に出なかったのが幸いだけど、部屋によってはもっとたくさんいた部屋もあるらしい。

 

 

・微妙に違う病室

わたしがいた部屋はソファーベッドが狭かった。

ほかの部屋に遊びにいったら15cmくらい幅が違った。

ベッドも少し違うタイプがあるみたい。

電気ポットや少しの食器、テレビ、トイレ、洗面台、シャワースペースなど、そういう設備に差はなかった。

 

 

・貸し出し用品

同行者はソファーベッドで寝るが、枕とタオルケットを貸してくれる。

ドライヤーとタオルもナースに言うと貸してくれる。

特にドライヤーは日本と電圧が違うので、変圧器を持ち込むとか対応電圧のドライヤーを買うか借りるかしないといけない。しかし日本語スタッフに聞いたところ病院で貸してくれると言ったのでとても助かった。

 

 

・デリバリー

入院者は食事があるけど同行者はない。

しかし病室にデリバリーのメニュー表があった。洋食からタイ食までたくさんあった。

メニュー表を持っていってナースに言うと電話して頼んでくれる。

30分以内に届くと書いてあったが、ご飯時に頼むとオーバーすることもしばしば…w

目の前のセブンイレブンもたくさんお弁当があったし割安だったので、そちらの方がよく使った。

でもデリバリーのパッタイはおいしかった。

 

 

・洗濯

入院から退院してからの滞在日数分の洋服を持って行くのはすごく大変。

普通の旅行より長期化するし。

わたしはパック分けされた旅行用の洗剤を持っていった。

病室の洗面台で手洗いで洗って、窓際のハンガーかけるところに無理やり干して、カーテンを回して目隠しする感じ。

天気がいい日なら9時から干した洗濯物も夕方には乾いた。

洗剤持っていなかった人は着る服もうない!って焦っていたので割と重要な持ち物かも。セブンイレブンにあるかもしれないけど。

乾きやすいものであることは大事。

デニムとかは乾かなそう。

 

 

・病室の清掃

毎朝8時から9時くらいに部屋の清掃をしてくれる。

ゴミ箱のゴミも1日2回捨ててくれる。

 

 

・食器

少しだけ食器がある。

インスタントの味噌汁やスープを持参すればその食器と部屋のポットで作れる。

食器を洗うための洗剤とスポンジも置いてあった。

 

 

 

思い出したことがあれば随時書き足していく予定

タイ7日目(術後4日)

1月2日、退院日。

 

朝の血圧・体温測定をしたり、ごはんを食べたり、薬を飲んで荷物をまとめる。

 

10時半ころにドレーンが抜かれた。

看護師二人が部屋に来て、胸を圧迫していたバンドをはずしてドレーンを抜く。

ガーゼも一度全部はがすので、本人はそのとき初めてまともに自分の胸をみた。

丁寧か雑かよくわからない消毒をしてくれて、ガーゼをはりなおして

ドレーンの傷跡にはばんそうこうを貼ってもう一回バンドをまいた。

 

ドレーンを抜いてから一時間安静にしていろというので一眠り。

一時間経ってから久しぶりに自分の服に着替えていました。

 

私服に着替えたのをいいことに病棟を抜け出してセブンイレブンに行こうとする。

が、すっかり顔を覚えられているのでばれた。

「セーウェン?」と聞かれて頷くと手首に巻かれているバンドを外してくれた。

タイ語で7はセーウェン)

晴れて解禁ということで久しぶりに外の世界に出てタイの暑さを実感したのでした。

 

 

お昼過ぎ、日本語スタッフが病室に来る。

ずっとやり取りしていた人は休みに入ったので初めてあう人。

 

退院後飲む薬の説明や、術後の説明を受ける。

あとヤンヒーに対するアンケートをなかなかの量書かされた。

 

同じタイミングで入院していた日本人と写真を撮ったり、

ナースステーションに入り込んで写真を撮っているうちに退院の時間

 

アテンドがついていればその人が迎えに来てくれるけど、どうなるんだろうね?

と話していたら13時半に病室に看護師が来てくれて、タクシーに乗せてくれた。

 

退院後はヤンヒーの日本語スタッフが手配してくれた近場のサービスアパートなので

そこまでタクシーで行きました。

 

(ちなみにこのときわたしはスマートフォンを紛失します。)

 

 

なんともシンプルな部屋で、近くのセブンイレブンで買い出しも済ませてこの日は終了。

 

廊下の音がよく聞こえたしなんだか落ちつかないし、なかなか寝つけなかった。