SRSについていくことを決めた

自己手配でタイに行くことを決めたものの、情報が少ない!わたしがやったこと、疑問に思ったことを書いてみます

iPhoneを紛失しました

更新が途絶えていますが飽きたわけではありません


あけましておめでとうございます。


無事に乳腺、子宮卵巣摘出手術を終えて、タイを満喫して帰国しました。


ブログを書きたかったのですが

ヤンヒー病院退院の日にiPhoneを紛失しました。

3ヶ月前に買ったばかりだったのに…



帰国して色々が落ち着いたらまた更新していく予定です

タイ6日目(術後3日目)

6時前に看護師がくる。


入院中は毎日これに起こされるので、もう22時就寝で早起きした方がいい気がする。

実際入院中はやることもなく早寝の生活が続いた。


寝ぼけた頭でいると、この日は7時に腹腔鏡の先生がきた。

先生まで早い…


8時過ぎに朝ごはんが運ばれてきてご飯を食べて、散歩をしていると同じ日にオペした日本人に会った。


今まで不思議なくらい会わなかったけど、その子は開腹式で手術して三日間起き上がれなかったと言っていた。

腹腔鏡と開腹でここまで違うのか、とびっくり。



日本語スタッフの人が来てくれたので、シャンプーはいつできるか聞いたら看護師にお願いしておいてくれた。

日本語スタッフの人と某アプリで写真を撮って大笑い

タイの人自撮り好きみたい

待合室でも自撮りしてたし(笑)


お昼を食べてもシャンプーがこないので看護師に聞きに行ったら15時だと言う。

部屋にいると午前中会った日本人の子が、みんな集まってるからおいでと呼んでくれた。


遊びに行くと、SRS患者3人と付添人が1人(この人もftm)いた。

わたしたち2人を合わせて6人で楽しく話せた。


年末年始ということで休みも取りやすいから日本人も多いのかなー、と思ったり


付添人がいればその人と話せるけど、それでもほかの部屋のだれかと話せるのは気分転換になった。


陽気な看護師がシャンプーしてくれて、頭もさっぱりしたようで。

ドレーンは明日抜くと言われました。

タイ5日目(術後2日目)

7時ごろ血圧体温測定。

身体も拭いてもらう。


この日から歩くスピードもはやくなった。


お昼ご飯、なぞのタイ料理が出てきて心が折れる

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蛍光グリーンのプルプルした何かが主食のようだ。

ちなみにジュースは飴を溶かした水のような味がする。

左下は豆と穀物みたいなやつを甘く煮てココナッツミルクと少し塩っけのあるドロドロに包まれているタイのデザート。


これに完全に心が折れたようで、夕食から洋食に変えてもらっていた。


この日からはあまり血圧や体温を頻繁に測らなくなった


廊下を歩いていたらアテンドで有名な某氏と遭遇。

ドレーンを見て大丈夫そうですよ、との言葉をもらう。

看護師より頼りになるぞこの方(笑)


夕方から、お腹が張って痛くなる。

便意はあるがなにも出ないし、横になるとお腹が張って痛くなるので看護師にお腹が痛いと言ってみる。


医師に電話連絡をしてくれて、薬を処方してくれた。

ショッキングピンクの液体で、匂いはムヒとかキンカンみたいな、そんな匂い。

それを飲み干して、改善されることを願いつつ。


バンコクの22時頃には日本の友人たちがあけましておめでとうと言い始めて疎外感(笑)

しかし現地時間の年越しまで起きていられずに今夜も早めに就寝。

タイ4日目(術後1日目)

手術から一夜明ける。

点滴の警告音で目が覚めた。


急いでナースコールしたらすぐに持ってきてくれた。


入れてるのはブドウ糖みたいだから緊急性はあるのかないのかわからないけど、音が音だけにびっくりした。


そこから身体を拭いてくれた。

まだ飲食できないが、喉がつらいと言うのでうがいしてもいいかと聞いたらうがいさせてくれた。


腹腔鏡の先生と、乳腺摘出の先生と、麻酔の先生と、オペ室にいたナースが順々にきてくれた。


このときは日本語スタッフの方もいるので、言葉には不自由しなかった。

唇が腫れて喉が痛いことを言ったら気管に入れていたチューブの影響らしい。

喉は痰が絡む感じで荒れていたので、薬を出すと言ってくれた。薬はまさかの注射だった。


12時半くらいには点滴とカテーテルをとって歩けるようになる。

食事も出てきた。

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キャベツの匂いがしてたまねぎの味がする緑のドロドロ。

術後一発目から強烈すぎた。

チョコのアイスみたいなものはチョコホイップのような食感だった。


日本語スタッフによると歩いた方が回復が早いと聞いたので、廊下を歩く。

術後1日目だからゆっくり歩くが、もう歩けることに驚いた。


夜になるとお米はおかゆだけどおかずは普通になった。


ドレーンの右側が急に痛み出したのでナースコール。

ドレーンで傷がついたみたい?で、看護師に確認してもらって、胸部を圧迫しているバンドを1サイズあげてもらった。


手術からずっと寝た体勢だったから身体が痛そうだった。

本人は「サロンパス持ってくればよかった」と言っていた。



タイ3日目

いよいよ手術の日


朝6時に剃毛、浣腸と聞いていたので5時半起床で身支度を整える

同じ部屋だと着替えたりシャワー浴びてるときも平気でスタッフが入ってくるのでそれはちょっと気を遣った


5:40に体温、血圧測定。

時間より早く来るのはもはや想定内


そしてお決まりの6時には来ないで結局来たのは6:15くらい?


脇と胸回りと、下腹部と内腿を容赦なく電動シェーバーで剃るらしい。

くすぐったがってる声が聞こえた。

内腿は、アーチ状に剃られててなんかまぬけで笑った。


浣腸は昨日もやったからあんまりこわくないね

最初見たときはびっくりしたけどね

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これ、一本全部入れる。

銀色の容器に移し替えて点滴のところから吊るして、写真右に写ってる黒いのをお尻に入れるらしい。


ちなみにご飯は洋食・日本食・タイ食と選べるんだけど、タイ食を頼むと手術前日だろうが辛いものが出てくるよ。

浣腸で苦しむことになるよ。


前夜に続き朝もピンクソープで洗浄消毒して、手術着に着替えます。


8時に腹腔鏡の先生が来てくれて、部屋で内診。

本当は昨日やるみたいだけど、お休みだったので手術当日。


9時に体温血圧を測って、約束の12:30まで会話しながらゆっくり過ごす。


12時、ストレッチャーと看護師2人がくる。

うん、早いな、想定内だね。


若干高いストレッチャーに部屋のソファーから乗るという適当な感じでいよいよ手術。


手術室は3階なので、そこまで見送ってバイバイ

帽子を被せられて中に入っていった。


手術終了は18時と聞いていたのでお昼を食べ、お昼寝してブログ書いて洗濯していたのを片付け、なんと病院内のマッサージまで受けるというリラックスぶり。


しかし19時になっても帰ってこない。

不安な方にしか考えられないので、日本語スタッフにラインした。

日本語スタッフも聞いていなかったようで、看護師に連絡をとってくれて、看護師が病室まで来てくれた。


手術自体は順調で20時に戻ってくるとのこと。

なんでそこまで遅れたか未だに不明だけど、本人に聞くと手術室向かったあとしばらく待たされて、その間看護師は歌ってたしラインもピロピロ鳴ってたというので、まあそういうことでしょう。ここはタイだからね


20時過ぎに戻ってきて、半分しか意識ないような状態でもしっかりただいまと言ってくれました。


その後は夜中も含めて頻繁に看護師が来て、様子を見たり点滴を変えたり。


本人は麻酔の効果か、電気がついても人が来ても眠っていて時々起きるような状況でした。


少し目覚めたときは会話もしっかりできたので一安心。

本人は寝て起きたら終わってた一日だけど、同行者にとっては長い一日が終わりました。


タイ2日目 ~ヤンヒーについてから~

インターナショナルカウンターで日本語スタッフを呼んでもらう。


出国前からメールでやりとりしてお世話になっていた方

その方がずっと付いて案内してくれたので、言葉に不自由したり病院のシステムに困ることはなかった。


しかし問題発生で、退院の日が伝えられた日と違う。

聞いていたより2日早く退院させられてしまう。

それでは困る、ホテルもない。


日本語スタッフさんが聞いてくれたところ、退院以降泊まる予定のホテルは一泊5500バーツ。

突然の出費にしては痛い出費。


病院内なら800バーツで泊まれるらしいが、わたしは泊まれるけど手術する患者本人は泊まれないと言われる。

日本語スタッフさんにサービスアパートを紹介してもらった。

(過失の補填はしてくれないんかい、と思ったのはここだけの話)


5階で診察カードやカルテを作り、精神科の問診票を書いて、10階で2人の精神科の先生に診てもらい手術オーケーの言葉をもらう。

本人曰く精神科の先生が面白い人だったよう。


4階に行き乳腺摘出のための診察をしてもらう。

流れは大体こんな感じ。

待ち時間が長すぎて覚えてない。


9:24に病院について、手術の支払いと入院手続きを済ませて病室に帰ってこれたのは15時でした。

つ、つかれた〜


日本語スタッフの1人が連休らしく、ついてくれた人が並行して仕事をこなしていたようで、大変そうでした。


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一般的な病室。

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同行者はこのベッドで寝ます。

寝てみると思ったより狭い。

150センチちょっとのわたしが寝て、寝返りはうてないような広さだから体格がいいとつらいかもしれない。

枕とタオルケットは貸してもらえました。ありがたい。


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電気ポットと、冷蔵庫。

毎日4本のお水がタダ。

ゴミ箱の奥に少し見える大きいゴミ箱みたいなのは、使ったリネン類を入れるらしい。


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洗面台、トイレ、シャワーブース

シャワーは海外旅行でよく言われるような水圧のシャワーでした。

パナソニックの湯沸かしだからお湯が水になることはなかった。

しかしこのシャワーの水圧…ソファーベッドの寝心地と合わせて心が折れそうになった。


タオルとドライヤーも言えば貸してもらえる。

ドライヤーは変圧器ないと日本のものが使えないし、レンタルできるけど、わたしは出国の2日前くらいにドライヤーの存在を思い出したので貸し出ししてくれてとても助かりました。


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あと同行者はデリバリーを頼める。

洋食からタイ料理まで。

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早速パッタイを頼む。110バーツ

味もよくてエビもたくさん入っていて、米粉の麺はもちもち。

ライムをかけたり唐辛子をかけたり自分好みの味が楽しめました


ただデリバリーは目の前のセブンイレブンよりは割高かな。


患者本人は消毒入りのピンクソープでシャワーを浴びて、夜9時に浣腸されて明日の手術に備えます。


夜12時からは絶食です。


エレベーターすぐ横の部屋なため、エレベーターの音や看護師の会話が非常〜〜によく聞こえてお察しの寝心地でした。


タイ2日目終了。


タイ2日目 ~ヤンヒーに向かう~

朝6時起床

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23階の部屋から見たバンコクの街はまだ夜明け前で車も少ない。


昨日ターミナル21のスーパーで買った冷凍のカオマンガイをレンジで温めて食べた。

フードコートで食べたやつよりおいしかった。


8時に部屋を出て、チェックアウトを済ます

追加清算するものはないので、そのままホテルを出て直結しているアソーク駅へ。

ここのホテルはMRTとBTSの2つの駅と直結してるからとても便利だった。

タクシー移動ちょっと億劫だったし


アソーク駅で切符を買おうとするもなぜか硬貨が出てきてしまう…

困ってるとお姉さんが声をかけてくれて駅員のところに案内してくれた。

お姉さんも駅員かと思いきや通りすがりの方だった

スーツケース抱えた外国人2人が困ってるからってさっと声をかけてくれるのすごい。感動した


一方駅員のおじさん、行き先まで聞いといてなぜか両替してくれるだけ(笑)

でも両替してくれた硬貨でやったら買えたし、持ってた硬貨でも買えるようになりました…意味わからない…

あとBTSの券売機は硬貨のみで紙幣使えなかったので、紙幣しかなかったら駅員さんに両替してもらうといい


アソーク駅から戦勝記念塔駅(ビクトリーモニュメント駅)まで向かい、バスターミナルへ

改札から3,4出口方向へまっすぐ歩くと塔が見えます

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ここから出てる赤い18番のバスでヤンヒー病院に向かう

(ヤンヒー病院の公式HPでも18番のバスと出ていたので確実かと)


バスはたーくさんあるけど、行く前にネットで「駅を背にして塔を時計の中心と見立てて、8時の辺りに18番のバスがくる」とありがたい情報を得ていたのでその辺りに向かいます。


18と書いてあるバス停が3,4箇所ある。

どこにくるのか何時にくるのかいまいちわからないので、道路を注意深く見る必要があるよ

そう待たないうちに運良くバスがきた。

評判通りのボロボロバス(笑)


乗る時の段差が高くて、スーツケース持って乗るのは大変でした

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あまり伝わりにくいかもだけど赤いバス。

念のため乗るときにヤンヒー?と聞いたら運転手さん頷いてくれた


乗ると花柄の缶を持った謎のおばさんが料金を徴収しにくる。

1人6.5バーツだった

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お釣りの2バーツと、領収書的なやつ


バスは渋滞に巻き込まれながらも、大学や動物園、軍の施設を通りながら川を越える

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川を越えて少しすると右折するので、そこからヤンヒーまではまっすぐ。

ポケットWi-Fiを持って行ったのでグーグルマップと照らし合わせて乗り過ごさないようにした。

ピッ!って音が鳴るとバス停付近の合図。だと思う。たぶん


ヤンヒーにつくのはグーグルマップでもわかったが、運転手さんが目配せをしてくれた。

乗るときに聞いたから気にしていてくれたと思うと優しさが嬉しい。


バス停からスーツケースを抱えて歩道橋を渡り、ヤンヒー病院に入る。

とても広い。

インターナショナルカウンターと書いてある方向に向かうと病院スタッフが声をかけてくれて日本語スタッフを呼んでくれることになった。


院内の様子は次記事で。